相続税の税率 | 遺言書が見つかったら 相続税はいくら?

相続税の税率

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相続税の計算になくてはならないのが、税率です。
しかし相続税にいくら税率がかかるかについては、意外と知られていません。
「遺言書によってもらった財産だから相続税はかからない」とおもわれるかもしれませんが、例え遺言書で指定されていたとしても、相続税はかかります。
相続人以外の人が引き継いだとしても...。
そこで万が一のためにも、相続税の計算と税率について取り上げます。

例えば全く赤の他人である人物が、遺言書で3,000万円相当の不動産を相続したとしましょう。
相続税は、他の財産も合わせて計算されます。
他の相続財産を7,000万円として話を進めます。
赤の他人である人物が譲り受けた財産が3,000万円で、他の財産と合わせると合計1億円です。
相続人が1人と仮定した場合、基礎控除額は3,600万円です。
1億円から3,600万円を引くと、課税額は6,400万円です。
6,400万円にかかる税率は30%・控除額は700万円なので「6,400万円×30%-700万円」で、1220万円が相続税となります。
赤の他人が支払うべき相続税は、全体にかかる相続税1,220万円に相続した3,000万円をかけて、全財産である1億円を割ります。
すると赤の他人が支払う相続税は、366万円となりました。

相続税の税率は、1,000万円以下なら税率10%で控除額はかかりません。
でも3,000万円以下なら税率15%で、控除額は50万円になります。
6億円以上の相続財産の場合、税率は55%で控除額は700万円です。
税率が高いか安いかについては各々の判断に任せますが、「税率55%」と聞くと良い気分はしないものです。
ただ特例を上手く使えば、高くなる相続税をある程度抑え込むことはできます。
特例としては、贈与税控除・配偶者控除・未成年者控除・障害者控除・相次相続控除・外国税控除などです。
変に相続税を払いすぎないためにも、税理士とよく相談することをおすすめします。